高盛御本膳献饌の儀
北白川天神宮高盛御供
懐かしい
あの頃

<高盛御本膳献饌の儀(高盛御供)>

北白川天神宮秋季大差、還幸祭一週間前(以前は神幸祭当日)の早朝、高盛御本膳献饌の儀式(高盛御供)が行なわれる。前日から十六人衆により夜を徹し準備された米・小芋・大根・人参・しょうが・するめ・味噌など10数種類を円錐形に巧みに美しく盛り上げた高盛御供を、小袖に丸帯、前垂れ姿の女性が頭にのせ、行列をなし神前に供えます。献饌の列は、当人が麻木を持って先頭に立ち、選ばれた三人の女性がそれぞれ神饌を頭上に戴き、御膳盛が介添えしてこれに続く。萬世橋前の踊場に一旦勢揃いし、萬世橋を渡って進み、設えた祭壇に供える。
本来、この儀式は十六人老分の代表が執行すべきものであるが、諸事情により困難になったため、昭和三十八年に組織された「北白川伝統文化保存会」によって継承されている。
神幸祭及び幸祭の当日、十六人老分は全員当家に招待され、直会の儀式が行なわれて、鄭重に応されることが慣わしとなっている。やがて神輿渡御の時刻に合わせて座を立ち、一同打ち揃って剣鉾に随伴、神輿に供奉する。

奈良時代の神饌の姿は、奈良の春日大社などに残っていますが、京都では北白川天神宮だけです。